リフローオーブン改良型2号機の基礎テスト ― 2016年10月07日 00時01分40秒
1号機でのリフローはそこそこ巧くいったものの、今ひとつ満足していません。1号機の温度上昇が不満足な原因は、庫内の容量に対してヒーターが小さすぎること。(27×27×20cmで1300W)
そこで、2号機のベースとなるオーブンを購入して実験。 2号機では、1号機の0.62倍の庫内容量に対して1200Wなので充分な加熱の上昇速度が得られるはず。 あとは、構造上の問題でどんな風に熱が逃げるかが問題です。
重要な確認ポイントは以下のとおり(スライダックによるブーストはしていません)
①温度上昇が100~200℃で1℃/秒以上確保できる。 ②余熱後(80~90℃)スタートから180秒以内に230℃まで庫内温度が上がること。 ③出来れば240℃以上の庫内温度になること ④庫内ファンの有無によって温度がどれくらい変化するか(安定するか)。
結果は上々、①②はほぼクリア!③は250℃超えまでOKでした。ファインを止めるとセンサ周りの温度が10~15℃変化することから、庫内の空気を掻きまわすことが、庫内温度をある程度均一にする効果がありそうだと感じられます。
次は、SCRを組み込むにあたりどんな改造をするか考えることにします。(空きスペースがないのでサイドに薄型のアルミケースかなぁ・・・)
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