「はやぶさ」にでてきたVNA2017年06月24日 10時35分15秒

アマゾンプライムで「はやぶさ」を観ていました。

電機電子屋の私としてはとっても興味深いシーンがいっぱいでてきて面白かったです。 その一場面で途切れたはやぶさの電波を受信確認をするために出てみたVNA(ベクトルネットワークアナライザー)に食いついてしまいました。(苦笑)

でてきたのは、HPの89441で、HPを名乗っている時代のものだから骨董品にちかいもの・・・、といっても当時はこれで家一軒軽く建ってしまうほどの高価な測定器だったはず。

測定している画面をみるとSPAN:1KHzととっても狭い範囲で70MHZセンターの信号を観測しています。 ストーリーでも1ビット通信といってましたが、これがダウンコンバートしたあとのIF信号なのかな・・・、とか、拡散方式はとっていなかったのかなぁ・・・、、フロアノイズレベルがー90dBmで信号レベルは・・・、とかいろいろ妄想していました。 まぁ、映画の一場面なのでそんなところに突っ込みいれてもそれなりに見えればいいのですがどうしても気になってしまいます。

終わりのほうで帰還したハヤブサをサバンナで見つけるシーンもまるでフォックスハンティングの様で面白い。

もちろん、実話もとにしたストーリーも良かったですが、見所満載でした。