最近のスイッチング電源IC2010年02月11日 00時23分05秒

ISL8200とLMZ10504

最近はスイッチング電源を基板上に組むもの本当に楽になりました。 私がはじめて扱ったのはナショセミの通称シンプルスイッチャーでLM2575でしたが、まだまだ外付けインダクタやフライホイールダイオードなどゴソゴソを周辺部品をつけると結構な面積・・・・ スイッチング周波数も50KHZなので周辺部品も大きくならざるをえません。

この前ふとトラ技をみたら表紙に10A出力可能な15mm角の電源IC(ISL8200M)がインターシルから出ているじゃないですか!早速カタログをみるとQFNで素人の試作には半田付けが難儀です。このようなパッケージですと放熱パッドを設けないと行けないのですが、これが手付けハンダしかできない場合は放熱ピンの裏に適当な大きさのスルーホールを開けてコテでハンダを流し込む・・・・ これが良いか悪いかは別としてそれ位しか方法はありません。

インターシルがだしえいるなら他にも!とおもって探してみると私のお気に入り?だったシンプルスイッチャーのラインからもインダクタと整流素子入りのICを出していました。

このナショセミのLMZ10504はピンが出ているので試作ではとっても使いやすそうです。放熱も基板の裏から大きな?スルーホールを開けつつ周辺に放熱パターンを設けておけば3A程度ならなんとか大丈夫そうです。 もっと強引な使い方であれな基板に立てて放熱板を半田付けもできそう?(笑) さっそく、無償サンプルを5個ほど依頼しておきましたので来るのが楽しみです。