Sillicon Labs C8051開発キットが来た2010年02月01日 00時55分29秒

本来であれば新しい製品企画として会社で買って評価実験しようと思っていたのですが、会社の状況が今ひとつなので予算がつかず自分で買ってしまいました。

なので、趣味の工作として自由にいろいろ実験するつもりです。 この開発ツール(ソフト+エミュレータ+ターゲットボード)はなんと$99なのでちょっとマイコンのファームで遊ぶ程度であればとってもお手頃です。まぁ、C言語でコンパイルできるROM化容量は4KBと小さいのですが、機能別に特性を見たりとかの実験でしたら十分。

買ったツールはC8051F350のキットですが、ついでにC8051F930のターゲットボードも買っておきました。開発ツールの中にはこの系統のサンプルソフトや、開発用の雛壇ファイルは全て揃っているので開発ツールをマイコン毎に買う必要はありません。

今後は、F350シリーズの24ビットΣ△A/Dコンバータの実験とF930シリーズの低電圧動作の実験を中心に「あそんで」みたいと思います。 あぁ、F930シリーズのボードにはシリアル/USBブリッジや静電式タッチセンサ?も載っていたのでそれも楽しめますな。(画像はF930ボード)

もしかすると応用したものを会社から製品として販売するかもしれませんがそれはお楽しみです、笑。

最近のスイッチング電源IC2010年02月11日 00時23分05秒

ISL8200とLMZ10504

最近はスイッチング電源を基板上に組むもの本当に楽になりました。 私がはじめて扱ったのはナショセミの通称シンプルスイッチャーでLM2575でしたが、まだまだ外付けインダクタやフライホイールダイオードなどゴソゴソを周辺部品をつけると結構な面積・・・・ スイッチング周波数も50KHZなので周辺部品も大きくならざるをえません。

この前ふとトラ技をみたら表紙に10A出力可能な15mm角の電源IC(ISL8200M)がインターシルから出ているじゃないですか!早速カタログをみるとQFNで素人の試作には半田付けが難儀です。このようなパッケージですと放熱パッドを設けないと行けないのですが、これが手付けハンダしかできない場合は放熱ピンの裏に適当な大きさのスルーホールを開けてコテでハンダを流し込む・・・・ これが良いか悪いかは別としてそれ位しか方法はありません。

インターシルがだしえいるなら他にも!とおもって探してみると私のお気に入り?だったシンプルスイッチャーのラインからもインダクタと整流素子入りのICを出していました。

このナショセミのLMZ10504はピンが出ているので試作ではとっても使いやすそうです。放熱も基板の裏から大きな?スルーホールを開けつつ周辺に放熱パターンを設けておけば3A程度ならなんとか大丈夫そうです。 もっと強引な使い方であれな基板に立てて放熱板を半田付けもできそう?(笑) さっそく、無償サンプルを5個ほど依頼しておきましたので来るのが楽しみです。

odbc32.dllのバージョンが違う?2010年02月12日 18時29分53秒

会社にあるパソコンなのですが、シャットダウンしても途中でエラーメーッセージを表示したまま電源が落ちない状態に・・・・

出てくるメッセージは「odbc32.dll」のバージョンが違うとか。 さっそくこのodbc32.dllなるファイルが何処にあるのかエクスプローラーで検索するとwindowsの階層下に1つ、system32の階層下に一つ、あちこちにあります、笑

たぶん、古いOSしか対応していなマヌケなソフトのインストーラーが無理矢理いれたか、警告が出たにもかかわらず誰かが入れてしまったのでしょう。

しかもよく見るとその一つのファイルの作成日付が1998年xx月xx日とXPなどこの世に無かった時代のファイルがこんなところに・・・・ たぶんOSは最初にこのodbc32.dllを見つけてバージョンが違うと怒っているのでしょう。 なので、そのファイル名をちょっと細工して再起動。

見事におかしなシャットダウンしないという現象は無くなりました。まぁ、このファイルを使っていたプログラムは動かなくなるでしょうが、OSが98の時代なものですから考えないことにしましょう、笑

三田無線研究所が2010年02月13日 13時36分26秒

無線関係の測定器を長年作り続けた三田無線研究所http://www.mitamusen.co.jp/が製品の製造をやめてしまいました。

一応は保守だけは存続させているようですが時間の問題で無くなるでしょう。

わたしも三田無線研究所の測定器を1台だけもっており(ミニブリッジ)いまだに使っています。 測定器の基本回路を忠実にかつ実用的に製品化したものだけあって、測定原理があたものなかに無いと使えこなせませんがとても信頼できます。

こんな町工場的な技術を持つ会社がどんどん消えてしまう・・・・寂しいですね。

三和 YX-360TR 今も現役2010年02月22日 01時22分55秒

わたしが中学3年の時だったかはじめて買った測定器がいわゆる「テスター」というもので電圧・電流・抵抗を簡単に計るものです。 当時も¥4000台後半でお年玉でももらわないと買えない値段ですから悩みに悩んで買いました。 (中学生なのでアルバイトはできない・・・・笑)

この前、三和電気(Sanwa)のwebサイトを覗いていたところ、この後継種である「361」というのがまだ製造されていてビックリしました。 見た目も性能も殆ど一緒、それから値段も殆ど変わっていません。 基本機能と性能がしっかりしているものは30年経っても現役でいられるのでしょうね。なんだか、こんなところに良い日本が残っていた?なんて嬉しくなりました。

買った当時は、こんなテスターでも使いこなせませんでしたが、いまでは内部抵抗とかが低すぎて使いにくいです。それでもときに簡単な電圧・電流を計るときにはとっても便利ですからこれからもずーっと使い続けるつもりです。

あと20年(実使用期間50年)くらいは使えるかな・・・・笑