長時間タイマーIC ― 2013年02月28日 00時51分44秒
日本のメーカでも昔はいろいろ揃えていて代表的なものは以下のとおりです。
松下なら AN6780, AN6783
東芝なら TA7326, TA7327,TA6347
でも、どれも廃版になってしまったようで・・・
なにか簡単に作れるタイマーはないかなぁ、、、あきらめてマイコンで作るかと思っていたことろに見つけたのがコレ。
1時間以内のもの(PT8A2512)
http://www.pericom.com/assets/Datasheets/PT8A10.pdf#search=%27PT8A2512%27
20分から16時間まで(PT8A2516)
https://www.pericom.com/assets/Datasheets/PT8A12.pdf#search=%27PT8A2516%27
パッケージはTO-92タイプの4ピンでアマチュアの工作にはもってこいです。
わたしは、秋葉原のaitendoの直営店で見つけました。
近距離の無線とボディエリアネットワーク ― 2012年10月24日 00時41分53秒
これから二分化するとおもわれるコイン電池用の通信規格に“ANT+”および“BLE”マッチしたデバイスを持っている。
http://www.nordicsemi.com/
日本国内においてはムラタがRFMを買収したとか・・・・
これらのデバイスも同類らしい。
今後の動向が非常にきになるところ。
http://www.murata.co.jp/new/news_release/2012/0928/index.html
また、最近ではBAN(ボディエリアネットワーク)なるものがある。
http://www.nict.go.jp/glossary/body_area_network.html
http://www.nict.go.jp/press/2009/05/11.html
http://www.nict.go.jp/info/topics/2012/05/announce120524-02.html
自己発電で無線通信をうたうエンオーシャン(EnOcean)もちょっと気になる。
http://www.enocean.jp/
他も出していますね!NASAの技術開発から派生したLightswitch社
の発電無線スイッチで
http://www.lightningswitch.com/
AD5933 EValuation Kit を評価開始 ― 2011年09月23日 11時14分40秒
簡単にできるネットワークアナライザ ― 2011年07月29日 18時27分04秒
このAD5933はタイトルのとおり、低周波領域でのそくていに限られますが、複素インピーダンスを測定できる面白いICです。
測定のための発振源を自身のなかに内蔵し、センシング端子にもどってくる電流・電圧成分の絶対値と位相差を計測します。 もちろん計測のためのDSPも内蔵して計算のためのDFT変換もやってくれるのがスバラシイですね。
わたしも興味半分ですが、digikeyで評価ボードを扱っていたのでついついポチッとやってしましました。 評価とには、USB接続できるマイコンと評価用のファームウェアとPCアプリケーションが入っているようですのでICの基本性能を確認するには十分です。
いろいろ性能を確かめたところであとは何に使おうか、あたまはグルグルまわまってます。(単に歳のせで目眩かも、笑)
あとは来てのお楽しみといったところです。(はやく届かないかなぁ~♪)
(勝手ながら、、、アナデバのサイトより画像を拝借いたしました問題あるときはメールください)
LT3512 ― 2011年07月26日 12時02分04秒
LTからこの春に発売されたLT3512は2次側からのフィードバックの不要なフライバックレギュレータらしい。
本当にフィードバック無で精度のよい制御ができるのかちょっと不安ですけどスゴイ興味あり。 これでトランスの耐圧だけ気にして設計すればようのでお手軽になるかなと。
LT3512の主な特長は、以下のとおり(LTのサイトより)
入力電圧範囲: 4.5V~100V 420mA、150Vパワー・スイッチを内蔵 帰還用オプトカプラ、トランス、3次巻線が不要 電流モード制御 バウンダリ・モード動作 出力電圧を2本の外付け抵抗で設定 既製トランスを使用可能 プログラム可能な低電圧ロックアウト 出力電圧の温度補償
などなど。
絶縁アンプの試作評価 ― 2011年07月01日 00時43分59秒
1年以上前に評価したAvagoの絶縁アンプの実使用に向けてまずは、評価の再開。 いまのところ全ての部品購入や殆どの組み立てや自宅でやってしまっているので趣味の範疇といえるところなのでUPしています(笑) ユニバーサル基板以降は本業の会社の作業の領域にはいるので非公開となるでしょう。
再評価で使った部品はAvagoの型番になり、ACPL-79Bというゲインエラーが±0.5%品です。 とりあえずは殴り書きの回路図からユニバーサル基板で配線してみました。絶縁されている1字側と2次側には、それぞれRail to rail & ゼロオフセットのチョッパーアンプを入れてます。
いまのところ性能はまぁまぁといったところで、出力側に約12mVのオフセット電圧が現れています。ACPL79Bのスペックからすれば規格ないですが、後段の作動アンプのバランスで上手くごまかせたらなぁ・・・と微かに期待。
この絶縁アンプ使ってみて気づいたところとしては、 ・嫌らしいというか変なところはゲインが8.2倍と中途半端なところ。 ・作動出力なのが理由なのか0~2.5Vまでしかスウィングしないこと。(両電源のアンプで増幅すれば良いのですが・・・・) ・そのほか全般的に素直に動いている。
いまのところ全体を単電源動作にて動作させた場合、微少電圧領域での不安が残っていますが全段のアンプをうまく扱えば良い絶縁アンプモジュールが出来そうな予感がします。
TiがFRAM搭載のMSP430 ― 2011年06月10日 00時26分04秒
最近TiのMSP430をいじり倒しつつ?あります。 といっても、なかなか開発の参考となる資料が乏しく思わしくないという実態もあります。
そんな、サポートの悪いTiなんですが、気になる製品がでました。 F-RAM内臓のMSP430・・・・以下リンク先を参照
http://newscenter.ti.com/jp/Blogs/newsroom/archive/2011/05/12/ti-fram.aspx
こうなると、だんだんとルネサス系から遠のいていくのかなぁ・・・・と思います。 少なくともフラッシュはバイト単位でアクセスできて耐久性も10万回はほしいところです。 どうなんでしょう!代理店さんもっと力を入れればルネサスを蹴散らすことは十分可能かと思いますが・・・・
開発者のとっては、便利なのでルネサスですが、苦笑。
(画像はTiのサイトから拝借しましたが、問題あれば削除しますので一報ください。)
絶縁アンプ(光学・デジタル伝送式) ― 2010年04月27日 01時18分12秒
絶縁アンプについては昔実験記事をWEBサイトにアップしたことがありますが、その絶縁アンプの入手性の悪さといったら閉口させられます。
そこで見つけたのがAvagoのIsolationアンプです。光学的に絶縁されており、アナログ値の伝送はΣΔ変換のADで行われ光学的伝送したものがD/A変換しアナログ値に戻すというものです。
精度はHCPL-7800が3%と7800Aの1%バージョンがあり、更に精度のよいものも開発されています。 方式定な違いはトランスによるものか光学的な伝送なのかという違いだけです。
価格もバラ買いでも1個¥1000前後で購入できますからコストも抑えられそうです。 追々評価する予定ですので結果はお楽しみに!
最近のスイッチング電源IC ― 2010年02月11日 00時23分05秒
最近はスイッチング電源を基板上に組むもの本当に楽になりました。 私がはじめて扱ったのはナショセミの通称シンプルスイッチャーでLM2575でしたが、まだまだ外付けインダクタやフライホイールダイオードなどゴソゴソを周辺部品をつけると結構な面積・・・・ スイッチング周波数も50KHZなので周辺部品も大きくならざるをえません。
この前ふとトラ技をみたら表紙に10A出力可能な15mm角の電源IC(ISL8200M)がインターシルから出ているじゃないですか!早速カタログをみるとQFNで素人の試作には半田付けが難儀です。このようなパッケージですと放熱パッドを設けないと行けないのですが、これが手付けハンダしかできない場合は放熱ピンの裏に適当な大きさのスルーホールを開けてコテでハンダを流し込む・・・・ これが良いか悪いかは別としてそれ位しか方法はありません。
インターシルがだしえいるなら他にも!とおもって探してみると私のお気に入り?だったシンプルスイッチャーのラインからもインダクタと整流素子入りのICを出していました。
このナショセミのLMZ10504はピンが出ているので試作ではとっても使いやすそうです。放熱も基板の裏から大きな?スルーホールを開けつつ周辺に放熱パターンを設けておけば3A程度ならなんとか大丈夫そうです。 もっと強引な使い方であれな基板に立てて放熱板を半田付けもできそう?(笑) さっそく、無償サンプルを5個ほど依頼しておきましたので来るのが楽しみです。
最近の電流センサ ― 2009年10月20日 22時23分49秒
実は2~3年前に評価したものですが、お勧めな電流センサがあります。 一般的に絶縁されている電流センサといえばCT(Cuurent Trans)ですがちょっと大きくて基板に載っけるのには・・・・
このallegro社の電流センサはまさに基板実装タイプの電流センサでピッタリです。計測できる電流も数アンペア~100Aフルスケールまでと幅広く精度もそこそこ、そして絶縁されています。
気になる周波数特性ですが、20~50KHZ位までのPWM制御、インバータ制御には十分余裕がある様です。 出力にノイズ吸収用のコンデンサ470PFを抱かせた状態において3/4フルスケールの上昇時間は約3μS程、それからの上昇はちょっとダラっとしますがなんとか100khz位ならいけるかなぁ・・・・といったことろです。
中味はホール素子によってIC内部を通過する磁束を計測する方式になっています。 ちょっと周囲の磁界の影響をどれ位受けるのかが心配なのですが、メーカーでは大丈夫・・・・とか。 それから、ノイズは少々多めなので取得した電圧はフィルタをかけてノイズ除去が必要かもしれませんね。
この電流センサシリースは、ACS712(5AタイプSOP)ACS756(100Aタイプ)まで揃っているので応用範囲は非常に広いといえます。
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