コールマンストーブの修理 550B編 その12018年06月25日 18時22分12秒

使い始めて20数年になるコールマンのストーブを修理。 まず、一つは550Bでこのストーブが加圧するとバルブASSYの付け根から燃料が漏れだし、最悪はそこでも燃えている始末で使えません。

もう一つは、400B701でポンプがスカスカなのと、部分的に赤い炎で弱火にすると不安定な燃焼・・・

まずは、550Bを分解すると原因はこのOリングで丸いハズが潰れて平になってます。どおりで締め混んでもがたついていたわけです。 仕事でもよく使うミスミで探したところ、フッ素系のOリングを購入(FKM-70 サイズ:P8)がちょうどよさそう。

古くなったOリングを取り外して交換するとまさにぴったり!ネジ部のがたつきも不安なので3Mのネジロックを塗布して締め混みました。 ちょっとネジロックの耐熱性に不安があったので調べたところ150℃まで使えるらしい。 タンク部は燃焼後も触れるくらいの熱くならないのでこれで十分でしょう。

再組立後の燃焼テストも問題なく無事終わりました。(少々赤目の燃焼ですが、ちょっとガスと空気の比率が悪いのかな、もうちょっとガスを絞りたいけど何か良い方法があるのか調べておきたいところ)

コールマンストーブの修理 400B編 その22018年06月25日 18時34分29秒

400型はバーナーの一部分だけ赤い炎がでてススがつくのと火力の微調整が上手くいかないので原因を調査。 原因はタンクのすぐ上にあるバーナーASSY内にある俗称「燃料溜」なるマットが劣化しているらしいのがわかった。

コールマンではこの燃料溜だけは売っていないが、コールマンが得意なリペアパーショップオリジナル品があるが結構高いので購入見送り。

耐火性のマットであれば使えそうなのでセラミックファイバー製の断熱マットを同じ大きさに切って交換。  このマットは彫金とか歯科技工士さが多用しているらしく入手性も良い耐火性のの良いセラミックブランケット(耐熱1200℃)で代用できた。

交換後は新品時と同じ青い炎と弱火での燃焼も安定。このマットでほぼ同等の機能を果たせることが確認できました。