ヘッドクリーニングではダメで・・・(JP6710 プリンタ) ― 2017年06月08日 08時57分07秒
プリンタのヘッドの目詰まりと思ったら・・・全く違う原因。 一昨日のよるからプリンタの黒がかすれてでなくなってしまった。 単純にインク切れかと思って交換したが症状変わらず。 これはヘッドの目詰まりかなとクリーニングを行うものの更に悪化する始末。
今日は一日中クリーニングを行ってましたが全く改善する気配もなし。 テスト印字を見ると気になる症状が見えました。 カートリッジを外して付け替えた後だけ少しだけ改善する気配があります。でも、2回目のテスト印字ではもとに戻ってしまう・・・
もしや!と思い黒カートリッジをよく見ると、傾けた時にインクの供給口にインクが行き渡る速度が非常に悪いことに気づきました。(写真は古いインクカートリッジ)
その原因は、カートリッジの空気穴を新品時にふさいでいるテープのゴミが穴を詰まらせていました。
もう一つは、インクの出口の穴もテープで覆われていて挿入時に穴が開くのですが、この穴も不完全状態。 二つの穴を針でつついて数回クリーニングすると徐々にテスト印刷結果が改善されて問題解決です。
この様に、プリンター印字が悪い杯プリンターだけじゃなくて、カートリッジの不良もあることに今日は一日中振り回されました。(特に互換インクはケースの精度が悪いので気を付けましょう) このプリンタ互換インクを使ってすでに4年、まだまだ頑張れそうです。
リフローオーブン自作2号機(その5・・・おわり) ― 2017年04月16日 19時37分20秒
趣味の工作・実験では良しとしてもある程度仕事で実用となるともっと温度プロフィールを改善したいところでした。
2号機は庫内容量が小さいので温度上昇の特性もよいのですが、まだ納得できずにいたので思い切って、断熱シートとマットを組み込んでみました。
そのほか、熱電対を引き出していたドアの隙間も取り出し方法を変えて隙間の無い状態にしてみたら大きく改善。
今までは、150℃以上の領域で、0.78℃/秒の上昇勾配だったのが0.9℃/秒まで一気によくなりました。
これで、部品とハンダペースト&フラックスにかかるストレスも減って良い状態になると思っています。 あとは、ハンダペーストの品質の問題で、いままでは中華製クリームハンダを使ってみましたが、純国産の性能の良いハンダでも試してみたいと思います。
ダイニチファンヒータの気化器清掃(その4) ― 2017年03月28日 17時19分14秒
取り出した気化器のニードル弁は想像以上に汚れていてカーボン・スラッジでドロドロです。
抜き出したあとまた戻そうとしても刺さらないくらいです。実際に挿してみましたが、本来噴射口から針が飛び出るはずですが、何もでてこないほど気化器本体側シリンダーもスラッジがたまっているようです。
少なくともニードル弁側だけでも、綺麗に研磨しておけは、弁の挿入/出はスムーズになるだろうと思い、バーナーで焼いてから、紙ヤスリとコンパウンドにピカピカに磨き上げました。
気化器本体側は、うまくクリーニングでいないですが、長い竹串のようなものとクリーナーキャブを使って、シリンダー内部に傷を付けないようにスラッジを削り取る。
ニードルをシリンダーに挿入してみると何とかニードルの先端の針がスムーズに飛びれる様になったのでこれで完了。
気化器と配線を元に戻してテストしてみましたところ、購入時に近いくらいにイッパツ点火&元気よく燃焼するようになりました。
【余談】 実は細工見立て時、コネクタを挿し間違えて試験をし、THオープンのエラーは出ちゃいました。 要は、ファンとヒータのコネクタを挿し間違えてしまって、気化器本体の温度が上がらず&センサーの温度も低いまま・・・笑 定期的にファンがまわるので変だなぁ~と思っていたのは、ヒータを間欠動作していたのでした。 なお、サーミスタは常温では非常に高い抵抗値なのでオープンに近いと認識するようです。
ダイニチファンヒータの気化器分解(その3) ― 2017年03月28日 17時08分01秒
気化器の分解は長い間使用すると手こずるかもしれません。
ますは気化器にとりついている灯油を戻すパイプをレンチで外してから、ソレノイド固定しているプラスのビスを外すと電磁弁のソレノイドとノズルが分離します。
写真ではノズルの右側にOリングで押し込まれているフタをレンチで引っ張って抜きます。 ただ、ささっているだけなので同じ方向に回して緩めようとしてもも無意味です。
中からスプリングと弁(戻し側)が飛び出てきますのでなくさないように!
本来なら噴射側のニードル弁も出てくるのですが、カーボン・スラッジが沢山たまっているとささったままになっています。 分解した気化器も固着したまま取り出せなかったので、ラジオペンチで摘んで無理に矢理引き出しました。
傷が・・・、と思うかもしれませんが、ニードル弁周辺さえ傷つけなければおそらく動作には影響ないでしょう。
ダイニチファンヒータの気化器取外し(その2) ― 2017年03月28日 16時54分33秒
前回の内部の仕組み調査に続き、さっそく分解整備です。
まずは、気化器の取り外しですが前カバーを開けば結構かんたんに外れます。
①気化器が取り付けられている鉄フレームの2個のネジを外す。
②灯油もどりの銅管、次に燃料ポンプにつながる配管を10mmのレンチで緩めて外す。さたに、電磁弁ソレノイドとヒータ、サーミスタのコネクタを基板からはずす。
③灯油もどしの配管はささっているだけなので引き抜くだけです。鉄のフレームの奥は本体にささって、引っ掛けているだけですので、持ち上げて外す。
コネクタはあとで元に戻せるように写真をとって覚えておきます。
次は、気化器の分解です。
ダイニチのファンヒータの仕組み(FW2501) ― 2017年03月28日 11時01分12秒
20年ほど使っていたダイニチのファンヒータがとうとう逝きそうになった。
エラーはE03で燃料がうまく供給されず、燃焼中に消えそうになりエラー停止してばかり・・・ 原因についてはネット上で沢山公開されているので大方の察しはついているのですが、単に鵜呑みにして分解修理するのもなんなので、その仕組みを良く理解した上で分解整備してみた。
気化器の内部構造は、見た目から判断した構造なので、詳細はダイニチの特許情報を見た方がよいと思います。
制御基板からいろいろ配線がでていますが、こうやって眺めてみると簡素な制御しているんですね。 マイコンは三菱系の8ビットでしょうか・・・、安全性をよく考えていて断線や誤配線(接続)では運転できないようになっています。
分解整備の進行状況については、後ほどまとめます。
ベタベタ艶消しラバーコートの除去 ― 2016年11月09日 11時06分01秒
樹脂製品を高級感を見せるためなのかよくあるつや消しのラバーコーティングが経年劣化でベタベタになってしまいました。
まだちゃんと使えるのにこんなにベタベタだと触る気ににもならず、捨ててしまう人も多いのではないでしょうか。
1000円程度の製品なら新しく買ってしまうのですが、やっぱりもったいないので綺麗にしてみました。
無水エタノール(燃料量でも消毒用でもOK)をしみこませたティッシュをベタベタに貼り付けて2~3分。 アルコールのしみこんだティッシュを使ってゴシゴシこするとベタベタが融けて剥がれてきますので、綺麗なティッシュで拭き取れ綺麗になります。 といっも、一度吹いただけで窓拭きのように綺麗にはならないので根気よく2~3度繰り返してください。
私の場合、美観よりベタベタ除去が目的なので妥協しましたが、苦笑
オーブン2号機で実テスト ― 2016年11月04日 21時05分44秒
FusionPCBのステンシルとリフローオーブン自作2号機
リフローオーブン2号機の完成に合わせて、注文しておいた評価中の電源基板とFusionPCBにステンシル(メタルマスク)が届いたので早速評価してみました。
クリームハンダはスクレーパー(何かの樹脂製の会員カードみたいので充分)でステンシルの穴加工して部分に平らに刷り込みます。
クリームハンダは少々多めに取って1~2回で塗るのがベスト。綺麗にならなくて何度も刷り込んでいると基板とステンシルの間からクリームハンダがあふれ・漏れて型通りにハンダが塗れなくなるので要注意です。 (実は1号機でのハンダ付けはここで失敗、クリームハンダの量が多すぎてチップ部品同士がひっついてしまった、苦笑)
クリームハンダが塗れたら部品表に従って、チップ部品やSOPなどピンセットで丁寧に乗せます。(これが一番気を遣って面倒) あとは、リフローオーブンにいれスタート! リフローオーブンは以前評価した温度プロフィールのままでしたが、良い感じで仕上がりました。
やはり、0.5ピッチのMSOPの足には2~3カ所ブリッジが出来てしまいました。たぶんステンシルの厚みを薄めに(0.12)位にしてハンダ量を少なめした方が良いのかと思います。
この2号機での評価でステンシルを使ってのクリームハンダの塗布とチップ部品の手のせ、リフローハンダは慣れてきましたので仕事でも使えそうです。
リフローオーブン自作2号機(その3) ― 2016年10月26日 20時59分39秒
その2に続き、まぁまぁの温度プロィール結果が得られました結果です。
オリジナルのスイッチサイエンスさん製のソフトを改造して1秒毎に温度とステータスをシリアル出力出来るようにしました。 困ったことに、Arduinoのブザーを鳴らすとタイマーの動きがおかしくなるのでプロフィールに合わせて温度制御しているときはは鳴らさない様にしています。
多少温度上昇が遅いのが気になるところですが、充分な特性といった感じになりました。 これは、また後で断熱シートを貼り付ければ納得のいく温度上昇にできると思っています。
150℃近辺はネット上にあるデータが皆平坦であったのであえて設けましたが、実際にリフローをしてみるとあってもなくてもかわらない感じがするので、様子をみながら段を無くしてしまおうかと思います。
もう少し試験したら自社オリジナル製品化するか思案中です。
リフローオーブン自作2号機(その2) ― 2016年10月26日 20時52分10秒
速攻で作った2号機オーブンですが1号機より綺麗にまとまっている気がします。(自分で作ったという、親心?) また、BOX内の配線も元からある配線がないので綺麗すっきりでなんだか安心できます。
心配だった温度プロフィールですが、隙間とか断熱対策は一切行っていないですが、まぁまぁの結果が得られました。 こんどは、上ヒータと下ヒータの動作ランプをBOXにつけたので動作もわかりやすくちょと安全、またこのオーブンは庫内ランプがあるのも良いですね。
最近のコメント