チップ部品の手載せハンダ付け時間考察(2012サイズ)2015年07月11日 10時37分31秒

仕事のほとんどは開発・設計業務で実際の組立はなるべく手を出さないようにしています。 といっても自分でしないということは、誰かに頼むことになるのでそれ相応の費用をお支払いして外注さんに依頼することになります。

そんな時に気になるのがこの費用でして・・・ マウンター&リフロー実装であればなんとなく相場はわかるのですが、手載せ手付け実装になると言い値になってしまいそうです。

実際に自分でも手で載せて手付けでハンダ付けしてみてその作業時間を把握してみました。(2012サイズ:予備ハンダ→フラックス塗布→ハンダ付け→仕上げ確認) 実際には組立前の「部品取りそろえ準備」や「納品工数」などが外注さんには必要なので付加してあげねばなりませんので実際の見積相場の交渉するときには配慮してあげないと困ってしまいますけどね。

何となくですが、1個付けるだけなら1分以内、パスコンの様に同じ定数のものなら30秒強程度の作業時間があれば終わりそうです。 10個以上はあまり時間の短縮できないでしょうから1枚当たりのチップ部品の取付時間の把握はこれで目安がつきそうです。

【追記】 以上の結果を元にしてハンダ付け箇所一点あたり単価を求めてみたら、枚数にもよるが@30~40程度が出てきた。 その他、部品を手元に集める段取りや諸々に1~2時間かかるのをイニシャル費として加算、あとはハンダ付け点数×単価を合算し、基板組立の外注費を試算したら、他の会社に依頼している金額をそれ程違わないことがわかったので色々使えそうです。